Q 何歳から入会できますか?
A 年齢の制限は特に決めていませんが、「ひらがなが読めたら」とお伝えしています。
これまでの経験で、ひらがなが読める程度の知能の発達があると、音符の読み書き、先生のお話を理解する力などが認められ、レッスンがスムーズに進んでいます。書けなくても大丈夫です。「読めるようになったら」を目安にしてみてください。これについては、コラムを執筆しましたのでぜひご覧ください。⇒★(clcick!)
Q 楽器がないのですが習えますか?
A おうちでの復習・練習を前提にレッスンを行いますので、習う楽器(ピアノかエレクトーン)をご用意ください。必ずしも最新式のものでなくても大丈夫です。(キーボードは鍵盤数やペダルが足りず、指先のタッチの練習が出来ないので不可、電子ピアノは可)楽器をお持ちでない方はご相談に応じますので、お問い合わせください。
Q 親は習ったことがなく、音楽に関してはうといのですが・・・
A おうちでの練習で、ご両親が教える必要はありません。むしろ、保護者の方が教えてしまうことでレッスンを困難にする場合があります。ただし、練習の習慣づけ、環境づくりには、ご協力ください。教室便りなどで、先輩ママさんたちの素敵なアイデアや、私自身の体験談をご紹介しています。ぜひそちらも参考になさってみてください。
Q 体験レッスンや見学はできますか?
A 無料の体験レッスン(約30分間)ができます。お互いをよく知るためのお話の時間を多めにとっています。レッスン見学は、「知らない人に見られるのはチョット… 」「気が散ってしまうので… 」というかたも中にはいらっしゃるので、在籍生徒と保護者の方の了解が得られた場合のみ、お受けしています。
いずれの場合も、事前にお問い合わせいただき、双方の都合のよい日時をご相談させていただきますので、メールフォームでお問い合わせください。
※無料でお受けしているため、体験レッスンと見学の同時受講はお受けしておりません。どちらかでお申込みください。また、2回目以降の体験レッスンや見学は、有償とさせていただく場合がございます。
Q なかなか練習してくれません。
A 一番頭を悩ませる問題ですよね…
理想は、曲が簡単な初期のうちに、生活の一部になるように習慣づけてしまうこと。「ピアノは毎日するもの」と初めから思い込ませてしまうんです。親もですが、何より、本人が後々楽になります。
毎日歯磨きをするように、毎日お風呂に入るように、楽器に向かう時間を一日の流れに組み込んで、それが当たり前になるよう、ぜひ練習時間を計画してあげてください。曲が難しくなってくる頃は、ちょうど年齢的にも反抗期と重なりますから、その頃に親がいくら「練習しなさい!」と言っても、逆効果。
教師は、弾けるようになるためのあらゆる指導法を勉強していますが、どんなに有効な方法を駆使しても、それらを実践しなければ弾けるようにはなりません。この実践をするのは、教師ではなく、“生徒自身”です。私はよく「弾ける方法は教えてあげられますが、弾けるようにはしてあげられません」という言い方をしています。
おうちでの練習の必要がないのであれば、そもそも家に楽器がなくてもよいわけで、週に一度、教室に来た時に教室の楽器を弾くだけでよいのですが、そうしないのは、家での練習も必要だから。例にすると語弊があるかもしれませんが、こうしたところがスイミングやサッカー等とは明らかに性質の違う習い事といえるでしょう。
もしも「空いた時間に練習する(させる)」という認識をお持ちでしたら、「練習時間は先に作る(作らせる)」という認識に変えてみてください。
練習の積み重ねの重要性を自覚できる年齢になるまでは、大人のサポートが必要です。
サポートされなくても、きちんと毎日欠かさず、コツコツと努力のできる子どもは、よほど自立心のある精神年齢の高いお子さまだと思います。こうした子どもは大変稀です。貴方のお子さまはいかがでしょうか?
長年たくさんのご家庭を見てきて、音楽を楽しむまでになった生徒さんの陰には、ある共通項があることに気が付きました。それは、初期の段階で、練習環境を整えるサポートを面倒がらずに続けたご家庭の存在です。
「わが子がどんな曲を、いつ、どんなふうに練習しているか、さっぱり知らない」
「私は仕事で忙しいので、子どもの習い事は教室任せ」
「教室便り、じつはちゃんと読んでません」
「ピアノを弾けるようにするのは教室の仕事でしょ!」
と、保護者の方が無関心あるいは教室に丸投げでは、子どもはただ惰性のみでレッスンを受けるようになり、せっかく時間やお金をかけていても、実になりません。
ぜひ、「今日のレッスンどうだった?」「合格した曲、聴かせて~♪」「最近困ってること、ある?」などと声をかけてあげて、関心を持って見守っていることを、お子さまに態度で示してあげてください。
音楽的自立ができるようになれば、あとは本人に任せても大丈夫になりますから、それまでは、ご家庭×教師の連携プレーで、お子さまの「弾きたい」「音楽を楽しみたい」という思いを支援していきましょう。最初が肝心です!
※よろしければ、コラム「おけいこはなんのため」(click!)もぜひご覧ください。