ピアノと脳②楽器演奏者の脳の動き

前回から随分更新が遅くなってしまいました<(_ _)>

この夏は、西日本豪雨災害に始まり、その後も深刻な暑さがつづいて大変な毎日ですね。どうぞ皆さん、心身ともに疲れがでませんように、そしてご安全にお過ごしください。

 

さて、「ピアノと脳」についてのお話第2弾は、音楽をただ「聴いて楽しむ」のと、「楽器を演奏する」のとでは、脳の動きがまったく違うというお話です。

 

▼まず、こちらの動画をご覧ください。

前回のBlog では脳の機能分化のことをお話しました。また、楽器演奏をしているとき、右脳と左脳をつなぐ脳梁が太くなる ということについても少し触れました。これは、ただ音楽を聴いているだけのときではなく、楽器を演奏しているときに顕著に見られる働きです。

 

動画では、そのことの裏付けとして、fMRI (functional magnetic resonance imaging)という装置を使うことによって、脳の研究が一気に進んだことが紹介されています。

 

右脳・左脳を強力につなぐことにより、かなり高度に事務処理能力が働くことがわかってきたのですね。機能分化がぐんぐん進むようです。

 

何気なく楽器を演奏していましたが、自分の脳はこんなにも高度にたくさん働いてくれてたんだ~!と私自身もちょっとびっくりでした。でも、よくよく考えてみると、かなり集中して数時間練習したあとって、スポーツをしたのと同じような疲労感があります。納得!

 

皆さんも日々、しっかり頭と体と、そして心を、動かしてみてくださいネ(^_^)/