受験とヤマハグレード

そろそろ受験の季節が近づいてきましたね。

このところ、このホームページへも「中学受験 ヤマハグレード」「調査書 受験 ヤマハグレード」などの検索ワードで、たくさんの方がお越しになっているようです。
私の息子がかつて中学受験をしましたので、その時の経験談を少し書いてみたいと思います。

これはあくまで我が家の場合に限っての話ですので、受験の定石ではないことを前提にお読みください。

中学受験をするにあたり、6年生の秋ごろ、小学校の担任の先生に調査書の作成をお願いしました。

当時、記入欄には資格や表彰歴を書くところはありませんでしたが、学校外でも1つのことを頑張って継続してきたものがあるということを先生に知っていただこうと思い、ヤマハグレード6級を取得していましたので、合格証書を一緒に提出しました。ヤマハグレードの6級は、学習者グレードの最高級となっており、小学生で6級取得は胸を張ってもよいレベル。

ほかに検定など、校外で個人的に取得したものや表彰されたものは証書と一緒に報告しました。

 

「証書」があるというのがポイント。「小さい頃からサッカーを頑張りました」「幼稚園からピアノを続けています」だけでは、記入することは出来ないようです。何等かの形で、頑張ってきたことを証明できるものが必要のようですね。


それから先は、先生の采配にお任せするだけ。「先生にご記入していただく際の、何かの材料になることがありましたらお使いください」とだけ、メモを添えました。決して「このことを調査書に書いてください」とは言いませんでした。
調査書の中に反映してくださる先生もいれば、校外活動には触れない先生もいらっしゃると聞きます。


そもそも学校の先生は、放課後にも職員会議や指導案、資料の作成など、デスクワークが山積み。遅くまで職員室に残ってお仕事をされていますから、受験で必死といえども、こちらの都合ばかりを押し付けるのは控えるべきでしょう。本来、中学受験というのは個人的なことであり、通常ならそのまま学区の市立中学へ進学すればいいところを、わざわざ先生に余分なお手間をとらせてしまう訳ですので、出来る限り先生のご都合に合わせながら、「お願いする」というスタンスを忘れないよう気をつけました。


そのおかげがあったのかどうかは定かではありませんが、担任の先生は「教え子のやる気は応援しますよ!」と好意的に受け入れてくださり、息子は無事、志望校に合格しました。

 

▼ヤマハ音楽振興会のグレード一覧(表をクリックor タップすると、ヤマハのHPへ飛びます)

高校受験でも、内申書に書いてもらえる(かも知れない)ということで、これまでにグレードを取得した生徒さんが何人かいます。ヤマハが提示している試験内容は、演奏・音楽理論・聴音・即興演奏など項目が多岐にわたり、各大手音楽教室が運営しているグレード制度の中でもかなり高度なものとなっています。このことをご存じの先生は、校外活動であってもこのヤマハグレードのことを反映してくださる方もいらっしゃるようです。重ねて言いますが、ヤマハグレードはあくまでも任意のものであって、高校受験では英検・漢検・数検等の方が優先されますから、まずは勉学を大切にしてください。

 

通常のテキストの曲を弾くだけで精一杯…という生徒にはお勧めしていませんが、やる気があればグレードに対応したレッスンもしています。グレードを取るからには確実に合格できるよう、高得点を目指してノウハウを伝授します。これまでに伝授された生徒たち皆、オールA、あってもBまで…と、どの子も好成績です♪ 興味のある方は、お問合せください。

世の受験生の皆さんの努力が報われて、志望校へ合格しますように・・・!