いよいよ新年度がスタートしましたね。
進級・進学された生徒の皆さん、おめでとうございます(^^)/
おかげさまで、今年度も新しい生徒さんをお迎えして、満員御礼でレッスンがスタートしました。
(途中で空きが出る場合もありますので、随時お問い合わせ、体験レッスンには対応しています)
只今教室では、発表会へ向けての練習で大忙し☆
譜読み期間中は運指から音価まで、かなりじっくりと時間をかけて正確な譜読みができるよう、楽譜に向き合ってもらっています。(私はこの期間にかなり時間をかけています)
譜読みが済んだら、今度は一旦楽譜から離れてもらいます。
フレーズの歌い方、風景がイメージできるような表現、心をこめた演奏ってどうやるの?
…といった、楽譜上では表記しにくい抽象的な内容を詰めて、自分らしい演奏を探してもらいます。(表現するための体の使い方、指先のコントロール、椅子の座り方までお話します。)
レッスンもここまでくると、「一緒に音楽を作っている」って感じになってきて、とっても楽しいんですよ!「え?もう終わり?」ってくらい、時間があっという間^^
譜読みは自宅で済ませてある程度 形にしてから、こうした”目に見えない”抽象的なレッスンを受けるのが、そもそも本来のレッスンであってほしいもの。だって、「ドの上に指番号が3」って書いてあったら、3番でドの音、弾けますよね?「ミの上にスタッカート」が書いてあったら、どんな風に弾けばいいか、もう習ったよね?♯も♭も、どこを弾けばいいか、知ってるよね?
自分で読めばすぐに出来ることを、先生に注意されて教室で直すことほど、時間のもったいないレッスンはないと思いませんか。(お金だってもったいないです…音楽を時間やお金に換算するような考えは不本意ではありますが )ただ何となくピアノの音を鳴らしただけで、楽譜にかかれてあることをちっとも見ていないとしたら、それは「練習したつもり」になっているかも…
おうちの方も「うちの子が弾いてる曲、合ってるのか間違ってるのかよくわからないけど、何かしら音が鳴ってるから、まぁ練習はできてるんでしょう… 」と思っていると危険かも^^;
曲が仕上がってきた生徒さんには、お辞儀の仕方や椅子に座る時の所作など、ステージ上での美しい所作についてもお話しています。本番は緊張しますので、つい無意識に自宅でやってることが出がち(笑)そうならないよう日頃から美しい姿勢で練習しておきましょう。