このところ、中学生たちがヤマハのグレード試験のために練習をがんばっています。
ヤマハのグレードとは、「音楽能力検定制度」とも呼ばれ、
ただ曲を演奏すればいいのではなく、ほかにも和声やコード進行といった
音楽理論(の入り口程度といった方がいいかも)を学び、
その知識を活用して曲をアレンジして演奏するほか、
聴奏(耳で聴いて再現演奏する)、
初見演奏(提示された曲を、すぐその場で演奏する)
・・・など、総合的な音楽力を試されるものなんです。
じつはこのヤマハグレード、英検や漢検と同様、高校入試の際の調査書の表彰歴や検定、
資格といった項目に入れることができます。
(ただし、学習者グレードの最高級である、6級あたりが求められるのではないか、と。)
というわけで、そろそろ入試願書の用意が始まり出すこの時期が、
検定・資格が記入できる最後のチャンスとばかり、
駆け込み組みが必死にがんばっているというわけなんです。
(もっと早く準備しなさ~い!と私にお尻を叩かれておりますw)
先日、試験が終わり、しっかり手応えを感じて帰ってきた生徒Kちゃん。
「緊張したけど、入試の面接の練習にもなった気がする~」と
達成感一杯の笑顔でレッスンへやって来ました。
「わたし、高校になってもレッスン続けるつもり!」とこれまた嬉しい言葉!
下手すると、グレード試験までに仕上がらないかも…と、
何度も厳しい補講レッスンをしたので、
こんなに大変なのなら、もう高校になったら辞める!って思ってるかな…と
内心、心配していたのです。
受験勉強と並行しながらの練習だったので、かなりしんどかったと思いますが、
乗り越えてくれて本当に嬉しいです。
Kちゃん、たぶん合格していますよ!^^