学芸会や学校音楽祭の伴奏

そろそろ学校では、学芸会や学校音楽祭の準備が始まるようです。

すでにオーディションに合格して、

花形といわれている大型楽器やピアノ伴奏が決まっている子、

これからオーディション!っていう子も。

 

独奏とは違い、合奏や合唱の伴奏というのは、ただ上手に弾けるだけでは、

大役は務まりません。ほかの人たちの音を聴き、自分の音も聴き、

バランスを一番に考えて演奏しなくてはいけないので、

「協調性のある耳」を持つことがとても大切なんです。

 

特に伴奏は、演奏方法にもちょっとしたコツが要るので、

学校の先生の指導方針のおじゃまにならない程度に、

レッスンで少しポイントを見てあげるようにしています。

 

オーディションというと、どうしても「合否」が分かれてしまうので、

子どもたちの中で「優劣」がつくことが心配・・・(-_-;)

謙虚な気持ちで取り組んで欲しいなぁと思うので、

「誰が上手かなんて関係なくて、どのパートも大切で、

 みんなの心が一つにならないと演奏は成功しないからね」

と伝えるように心がけています。

 

 

嬉しいことに毎年、うちの教室から誰かしらが伴奏者に選ばれているので、

市民会館で5年生が発表する学校音楽祭へは、毎年私も見に行っていて、

今年も子どもたちのピュアな演奏が聴けるのを楽しみにしています♪