無事に教室の発表会が終わりました。
翌日は、なぜか全身筋肉痛に…(笑)
一人一人の演奏する姿を見ながら、
ギリギリまで苦労していた様子を思い出して
祈る思いで手に汗握ったり、
あるいは、楽器の癖に一瞬戸惑いながらも
すぐに立て直して、自分の世界に集中する様子に
その成長が嬉しくてウルウルしたり。
生徒の演奏は、私自身の指導力を反映しているわけで、
「レッスンでこの子には厳しすぎたかな…」
「この子にはもう少し細かく言えばよかったかな…」
子ども達にもっとしてあげられた事はなかっただろうか?と
帰宅後も録画した演奏を何回も見ながら、
一人反省会をしています。
ステージというのは、たった一人で人様の前に立ち、
努力の結果を一回勝負で披露しなくてはならない場。
逃げも隠れもできません。
年齢やレッスン歴、練習量によって、曲と技術のレベルは一人一人違っていても、
自分のやってきたことがそのまま(良くも悪くも)出るという体験は、
みんなが同じく経験することです。
ここぞ!といった場面で、自分の培った精神力・技術力を発揮できるかどうかが
試される経験をしておくと、(要するに「場数を踏む」ということですね)
学校生活の中ではもちろん、これからみんなが大人になっていき、
社会へ出て行くときにも必ず生かされることだと思いますし、
これは音楽に限らず、舞踏やスポーツ、武道など、どんなお稽古事にも通じる、
習い事をしていてよかったと思えることの一つだと思います。
満足のいく演奏が出来た人、悔いの残る演奏だった人、それぞれだったと思いますが、
発表会での貴重な体験を、今後に生かしてくれるといいなと思っています。
お休み明けは、少し力を抜いて、またそれぞれの歩みを再開しましょう!