計画くずれを起こさないためには…?

先日の発表会の計画表のことをブログにUPしたところ、

「計画は毎回立ててみるものの、いつも三日坊主です・・・」

「どうすれば、計画通りにやれるのでしょうか?」

というメールをいただきました。 

 

この計画をきちーんと守って完遂しちゃう子どもって、本当にいるんですよね。

そこで、こうした子ども達やお母さん方に「どうして計画通りに出来るの?」と尋ねたり、

様子を拝見させてもらったりしたところ、 何となくわかったことがあります。

 

 

計画通りに進められる子というのは、出来ない理由(=言い訳)を考えないと同時に、

出来る理由も考えていないのです!

「これをやる」と決めたら、何も考えずにやっちゃうんです。

 

例えば、計画表に「10時:ピアノ」と書いているのを見たら、

何も考えずに反射的に「そうか。ピアノ、ピアノ!」と思いながらピアノに向かうのです。

お母さんに「もう10時よ~ ピアノしなさーい」と言われると、

何も考えずに反射的に「はぁ~い」と答えながら、ピアノに向かうのです。  

 

「だって、学校にいる時には、みんな時間割通りに何時間も過ごしてるんだから、

 計画表も時間割と一緒だと思えば、別に誰だって出来るじゃん」

と答えてくれた子がいます。

 

TVやゲームの誘惑に負けないの?とたずねると、

「んー… 学校にいる間はTVもゲームもなくて平気なんだから、大丈夫じゃろ?」と。

(観たいTV番組は録画しておいて、あとで観る)

 

この考え方、実にシンプルだと思いませんか?

要は、考え方の転換というか、あまり考えずにやっちゃったモノ勝ち!というか。 

 

あともう1つ。計画表の中に、予備日を設けるのがコツです。

平日はキッチリ予定を入れても、土日は空白にしておきます。

こうすれば、平日に出来なかった分を、土日で消化出来るので、

翌週にずれ込んだり、溜まったりしません。

予定通りにできていれば、土日は何をしてもよいご褒美日にしちゃうのです。

「土日に思い切り遊びたいから平日頑張ろう!」と、モチベーションにもつながりますよね。

 

・・・少しは参考になったでしょうか?

計画表作りに困っている生徒さんは、レッスン時に相談してくださいね。

一緒に計画表、作ってみましょう!